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お名前.comのドメインプロテクションは必要か【採算がとれるかどうか】

この記事の概要

Web制作者お名前.com
ユーザー

毎日のようにメールでドメインプロテクション設定をおすすめされる…。料金もかかるし、機能もよく知らない…。結局、ドメインプロテクションって必要なの?

管理人管理人

「運営コストと採算」
ドメインプロテクションを設定のポイントです。
詳しくお話します。


ブロガーやWeb制作者なら誰もが知っている、ドメイン取得サービス「お名前.com」。
僕は過去にお名前.comでドメインを取得したのですが、そのとき毎日のようにお名前.comからとあるメールが届いていました。

とあるメールの内容は、ドメインプロテクション未設定のお知らせ。
お名前.comユーザーにも、このようなメールが届いている人は多いと思います。

メールにはドメインプロテクションの設定を推奨する旨が記載されていました。
しかし、ドメインプロテクションのことをよく理解していないと本当に必要かどうかが判断できません?
この記事ではドメインプロテクションについての理解を深めつつ、設定が必要かどうかを考えることにします。

結論だけ先に言うと、ドメインプロテクションはや運営コストと採算が合えば設定すべきです。

ドメインプロテクションとは

はてな
Web制作者お名前.com
ユーザー

ドメインプロテクションとはそもそも何なのか?よくわかりません…。

ドメインプロテクションは、お名前.comのサービスの一つ。
その言葉のとおりドメイン保護を意味しており、セキュリティの強化を目的としています。

【引用】ドメインプロテクションとは

お名前.comで管理されているドメインの各種設定手続きの操作を制限することができるサービスです。

お名前.comの公式から引用すると上記のような感じです。

もう少し詳しく言うと、ドメインプロテクションを設定することで、登録者の承認なしにドメインの各種設定を進められなくすることが可能です。

ドメインプロテクションのメリットは大きく2つあります。

ドメインプロテクションのメリット

  • 設定の間違いを防止(内部)
  • 不正ログイン防止(外部)

特に不正ログインは非常に問題で、勝手に設定を変更されたり、課金されたりしてめちゃくちゃにされる可能性があります。

ネームサーバーを勝手に変更されたりすると、サイトのブランド毀損や機会損失に繋がります。

ドメインプロテクションで設定できる機能

設定

ドメインプロテクションで設定できる機能は大きく4つあり、設定のON/OFFを切り替えることが可能です。

手続きしたい場合はドメイン登録者のメールアドレスでメール認証を行う必要があるため、不正ログインなどで、勝手に設定を変更されるのを防止できるわけです。

ドメインプロテクション機能一覧

  • Whois情報のプロテクト
  • NS設定のプロテクト
  • ドメイン管理のプロテクト
  • ドメイン自動更新のプロテクト

それぞれ見ていきましょう。

Whois情報のプロテクト

Whois情報関連の設定を制御することができます。

  • ドメインWhois情報変更
  • 属性JPドメイン情報変更
  • 属性JP登録申請修正
  • Whois公開代行設定
管理人管理人

Whois情報としては、ドメイン情報(名前・有効期限など)、ドメイン登録者情報(登録者・住所)、レジストラ、IPなどが挙げられます。

NS(ネームサーバー)設定のプロテクト

NS(ネームサーバー)の設定を制御することができます。

  • ネームサーバーの変更
  • DNS関連機能の設定
  • メール転送設定
  • URL転送設定

ドメイン管理のプロテクト

ドメイン管理についての設定を制御することができます。

  • ドメイン移管ロック
  • お名前ID付け替え
  • ドメイン売買サービス

ドメインプロテクションの料金

1ドメインごとに980円(税別)/年間です。

ドメイン自動更新のプロテクト

ドメイン自動更新設定を制御することができます。

ドメインプロテクションは必要なのか

サイト
Web制作者お名前.com
ユーザー

ある程度ドメインプロテクションについて理解はしたけど、結局ドメインプロテクションは必要なの?

管理人管理人

「大規模サイト・有名サイト」と「小規模サイト・個人ブログサイト」で必要性の度合いが変わります。詳しくお話します。

大規模サイト・有名サイト

抽象的になってしまいますが、不正ログインによるドメイン情報の改ざんや流出が起こると大きな損害が起こりそうな規模のサイトはドメインプロテクションは設定したほうがいいです。

サイトの月間PVが数十万~数百万とか、売上が数百万以上くらいになると損害は目に見えて大きくなってきたら設定をおすすめします。

小規模サイト・個人ブログサイト

例えば、大して重要な情報も持っていない利益も無い小規模サイトなどでは、サーバー料金・ドメイン料金ですでに赤字ということもありえます。そんなサイトに対してドメインプロテクションを設定しても、正直割りに合ってないところはあります。

ドメインプロテクションは新規ドメイン取得時は一旦設定せずに、ある程度そのサイトで利益が出るようになって採算が合う用になったら、そこで初めてドメインプロテクションを設定するのも全然OKです。

まとめ

ドメインプロテクションは必要かどうかについて、再度まとめます。

ポイント

  • ある程度利益が出ているドメイン(サイト)には必要
  • サイト運営コストと採算が合わなければ無理に設定しなくてもOK

基本的に、利益のでていない個人ブログサイトくらいの規模だとそこまで神経質にならなくても良いと思います。企業が運営している大規模サイトなど、多くのユーザーに利用されているものに関しては、ドメインプロテクションは重要になりますね。