ブログ歴4年の僕が考える「ブログ1000文字必要説」の真相【検索意図を考える】
この記事の概要

ブログ記事って最低1000文字無いとGoogleから評価されないんでしょ?よーし、頑張って1000文字以上書くぞ!

あの~ブログ1000文字必要説は都市伝説です…。ブログ記事を書く上で大事なのは、検索意図です。詳しくお話しますね。
本記事の内容
- 「ブログ1000文字必要説」自体は全くの都市伝説
- 検索キーワードによっては「ブログ1000文字必要説」が結果的にあてはまる
- 必要な記事の文字数を検索結果の上位表示サイトから考える
よくネット上で「ブログ1000文字必要説」が囁かれています。
Google検索でもキーワード:[ブログ記事 1000文字]
で検索するユーザーもいるようです。サジェストとかでも出てきますね。
初心者ブロガーなど、この都市伝説的なものを信用して最低1000文字を基準にして記事を書いている人達もいます。
ブログ歴4年の僕が考える「ブログ1000文字必要説」について詳しく説明します。
「ブログ1000文字必要説」自体は全くの都市伝説

「ブログ1000文字必要説」自体は全くの都市伝説である理由を説明します。
そもそもブログの文字数は記事の品質評価には直接関係しない
Googleはそもそも文字数自体を品質評価の材料にしていません。
よって、単純にブログの文章量・文字数だけでいうと検索結果には関係ありません。
例えば、適当な支離滅裂な文章を10,000文字入れても絶対評価はされないですよね。
絶対に文字数が多ければいいという根拠はない
ブログ記事を検索結果で上位表示させるために大事なのは文字数ではありません。
読者の検索意図に沿っているかどうかです。
文字数に関係なく、検索キーワードが検索意図と合致していれば上位表示できるはずです。
少ない文字数でも検索意図と合致している例
例えば、キーワード:[文字数カウント]
で検索すると、検索結果上位に文字数をカウントするウェブツールのページが表示されます。文字数を見ると1000文字以下となっています。
厳密には被リンクやドメインパワーなどの影響もありますが、少ない文字数でも検索意図と合致したページが上位表示されている例です。
本来ブログは自由に書いていいもの
忘れがちなのですが、そもそもブログって文字数とか関係なく書いていいものです。
検索結果や収益を考えない場合
- ただの趣味でブログを書いている
- 友達とか知り合いに見せる程度のブログ
こういう場合は、文字数とか画像とか関係なく自由にブログを書いて大丈夫です。
一般人がアメブロとかで日常を書いているようなイメージですかね。
検索結果や収益を考える場合
- ブログで集客したい
- ブログで収益を上げたい
しかし、こういった具体的に数字に対して目的があるのなら、ユーザーに読まれる記事、いわゆるユーザーファーストの記事を書く必要があります。
検索キーワードによっては「ブログ1000文字必要説」が結果的にあてはまる

これは、自分でブログを書いていて思うのですが、ブログ記事を書こうとして本当に自分の伝えたいことを書こうと思ったら結果的に1000文字は軽く超えます。
疑問や悩み系の検索キーワードの検索結果で上位表示される記事は1000文字を軽く超えていることが多いです。
後述しますが、上位表示サイトは4000文字超えとかざらにありますからね。
上位表示される記事は、やはり情熱がほかよりも飛び抜けているものが多いです。
精神論みたいになってしまいますが、記事に対する情熱があれば、結果的にある程度の文章ボリュームになります。文章ボリュームが多くなることで、結果的に記事の網羅性が高くなることも上位表示される要因となり得ます。
文字が多すぎるのも問題

僕がそうなんですが、文字数が多すぎると面倒で読む気失せるんですよね。端的に物事を知りたい時もありますし。
必要な記事の文字数を検索結果の上位表示サイトから考える

上位表示されるためのブログ記事に適切な文字数は存在せず、書く内容によって全く違います。
例えば、キーワード:[ブログ更新頻度]
で検索した結果は下記のとおりです。
キーワード:[ブログ更新頻度]
の検索結果上位5サイトの文字数と内容
- 1位:約4,000文字(ブログの質と量を考えた最適な更新頻度)
- 2位:約6,000文字(ブログの更新頻度はSEO影響するかどうか)
- 3位:約4,000文字(ブログの適切な更新頻度)
- 4位:約2,600文字(更新頻度を減らして気づいたこと)
- 5位:約4,000文字(効果のあるブログの更新頻度とは)
4位のサイトは更新頻度を減らした結果の記事で、それ以外は、更新頻度とSEOの関係を述べた記事になっています。
この結果から分かるように、やはり文字数が多ければいいというものではなく、内容が重要です。
それと同時に、このキーワードの検索意図の回答として必要な記事にはある程度の文字数が必要だということも分かります。
例えば、キーワード:[ブログ更新頻度]
の検索意図に対する回答として500文字程度の記事を書いたとしても、ユーザーには満足してもらえないですよね(だからこういう検索結果になっている)。
まとめ
「ブログ1000文字必要説」の真実ついて再度まとめます。
【結論】:検索意図に沿った記事を情熱を持って書けば、結果的にある程度の文字数になるはず(1000文字は普通に超える)
検索結果上位表示のために記事を書くときのポイント
- 文字数自体はSEOに関係無い
- 検索結果の競合のコンテンツを調査する(ユーザーの求めているものを明確にする)
- 検索意図に沿った記事を書く(ユーザーファースト)
- 情熱を持って記事を書く

キーワードから検索結果を見て、ユーザーの検索意図を読み取ると、どの程度のボリュームの記事が必要かが見えてきます。「ブログ1000文字必要説」はこの記事を読んだ直後に頭の中から消しましょう。
おすすめ記事 【体験談】弁護士の退職代行で有給30日分を取得した話
おすすめ記事 YouTubeライブで気をつけるべきチャットへのコメントマナーまとめ
おすすめ記事 お名前.comのドメインプロテクションは必要か【採算がとれるか】